こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

ひがんにちかづく

わたしが
わたしが
わたしが

わたしの
わたしの
わたしの

という

おもいに
とらわれているかぎり
ひとは
しがんに
とどまりつづける

このおもいから
ときはなたれたとき
ひとは
はじめて
ひがんに
ちかづいていく


なあむ

あたりまえをあたりまえに

あたりまえを
あたりまえに
じっこうしていく

じぶんのことを
いっさい
かんじょうにいれず

あたりまえを
あたりまえに
じっせんしていく

かんがえずいしきせず
かん、
はつをいれることなく

あたりまえを
ただ
あたりまえに
なしていく


なあむ

そっこん

いまに
いきる

いまの
いま
いまの
いまの
いまに
いきる

“いま”
いいあらわした
とたんに
いま
ではなくなる
いま

うまれたてで
けっして
つかみとれない
いま
できたてで
けっして
とらえられない
いま

“いま”に
なる
せんねんまえの
いまに
いきる


なあむ
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