こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

ふれる

ひとに
そっと
ふれよう
しずかに
ふれていよう

ふれることは
いのちを
いのちに
しっかり
つなぐこと
いのちを
いのちで
ふんわり
つつむこと

ことばにするより
だまって
ふれることで
ひとは
ひゃくばいも
せんばいも
ひとに
ちかづいてゆける



なあむ

かほうはわらってまて

かほうはねてまて

なすべきは
すべてなし
あとは
かほうがくるまで
きながにまつ

ということだろう

ねてまつのもいいが
あさからばんまで
ねてばかりはいられない

くるかこぬか
わからぬ
かほうは
わらってまつのがいい

わらっていれば
なにごとも
うけとめられる
わらいとばせば
なにごとも
うけいれられる

わらっていれば
かほうが
きてもこなくても
わたしが
かほうになる

かほうは
ねてまて
わらってまて



なあむ


おのれをつつしむ

たかきをめざすのはよい

しかし

ぜがひでも

ちょうてんにたちたがるのは

つつしみがない

いただきをきわめるのが

いともたやすくても

あえてあとをのこさず

きびすをかえすものこそ

いただきをりょうがし

おのれをつつしむもの


なあむ

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