こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

いつでもどこでもだれにでも

いつでも
どこでも
だれにでも

わたしは
てをあわす

あるいていても
すわっていても
よこにふしていても

わたしは
めいそうする(ざぜんする)

あわただしいときも
いそがしいときも
やかましいときも

わたしは
めをとじておのれをみつめる


なあむ

みかんせいでかんせい

「 いっさいういほう
    ゆめ・まぼろし・あわ・かげごとく
    つゆごとく、また、でんごとし
    まさにかくごときかんをなすべし 」
        (こんごうんにゃきょう)

しょぎょうむじょう
ということは

ものごとには
ついに
かんせいがない
ということでもある

いっしゅん
いっしゅんが
そのままで
かんせいしている
といいかえてもよい

みかんせいの
わたしも
みかんせいのまま
いまのいま
かんせいしているのである


なあむ

まえにまえに

なにがあっても
なにもなくても

へいきなかおをして
まえにまえに
すすんでゆく

なにがおきても
なにもおきなくても

ほほえみながら
まえにまえに
すすんでゆく

ひたすら

まえにまえに
まえにまえに
まえにまえに


なあむ
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