こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

どこでもドア

わたしにとっての
どこでもドアは
ざぜん(めいそう)

ざぜんどうに
いくこともない
ざふがなくても
かまわない
あるいていても
よこになっていても
もんだいない

きもちをしずめ
こころをとめたら
そのばは
そのまま
どこでもドア

いきのおとに
みみをすまし
いきそのものとなり
そとのへんかに
うごされることなく
すぎさるのをながめ

じっとしずかに
すわりつづける

ただ
そうしているだけで
わたしは
わたしをはなれ
せかいと
つながり
うちゅうと
ひとつになる


なあむ

ねばならぬというとらわれ

じぶんは
こうで
なければならぬ
ああで
あらねばならぬ

という
とらわれから
じぶんを
かいほう
してあげよう

じぶんでない
なにものかに
ならねばならぬ
ことなど
なにひとつない

いまのまま
そのまま
ありのまま

いまの
じぶんを
だいじにして
いまのいまの
じぶんに
ただ
ただ
くつろいでいればよい


なあむ

うちゅうのはてまで

「はなのかは
 かぜにさからいてはゆかず
 せんだんもたがらも
 まりかもまたしかり
 されど
 よきひとのかおりは
 かぜにさからいつつもゆく
 よきひとのちから(とく)は
 すべてのかたにかおる」
  (『ほっくきょう』54)


あめがふろうと
かぜがふこうと
あらしになろうと

よきことは
かならず
とおくまで
かならず
うちゅうのはてまで
ひろがってゆく


なあむ
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