こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2014年03月

ほとけさまはえらばない

みずからえらぶとき

ひとはくるしみます

みずからえらばないとき

ひとはやすらかです




ふつうにかんがえると

はんたいにおもいがちです

しかし

じぶんでらえらぶとき

わたしたちのこころは

くもってあやまります

じぶんでえらえらばず

あたえられたものを

ありがたくちょうだいするとき

わたしたちはやすらかです


ほとけさまはえらばない

なにものもえらばない

どうじになにものもすてない


じぶんでえらばないとき

わたしたちはすこしだけ

ほとけさまにちかづきます
 

いのりのなかにくらす

もし

わたしがのぞむならば

いのりとともに

いきていくことができる

いのりのなかに

くらすことができる





それは

けっしてむずかしいことではない

こころのそこから
ひとびとにほほえみかける

こころをこめて
ひとびとのこえにみみをかたむける

こころをこめて
ひとびとにはなしかける

こころのそこから
ひとびとのさちをねがう

しせいをただして
しずかにりんとしている

いのりのなかにいきる

ということは

てをあわせておがむことだけでなく

ひとつひとつまいにちまいじの

いきるしせいなのです


わたしは

そんないのりのなかに

くらしたい 

くるしみのそば

たえられないかなしみ

たえられないくるしみ

そんななかにあっても

ひとはかならず

やすらかでいることができる




そう

わたしはおしえられました

たえられないくるしみ

たえられないかなしみ

のそばにいたひとにしか

けっしてしることのない

ぜったいのやすらぎがあると


 

なまえがないなにものか

なまえのない

ひそかにあってめだたず

あしあとものこさない


しかしあまねくあるなにものか

そのなにものかを

みつけられる

わたしでありたい





いのちをはぐくみ


いのちをかがやかせる

なまえのない

あしあとものこさない

なにものかのはたらきを

はだでかんじられる

わたしでありたい

おおきないのち

いのちに

とうといいのちも

いやしいいのちも

ありません

どんないのちも

おなじでひとしい


ひとのいのちがだいじで

むしけらのいのちはどうでもいい

なんてことはけっしてない





それはなぜか?

ひとのいのちも

むしけらのいのちも

すべては

たったひとつの

おおきないのちの

いちぶだから


ひとのいのちも

むしけらのいのちも

すべては

つながっていて

たったひとつの

おおきないのちを

かがやかせているから


 
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