こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2014年07月

くるしみにありがとう

くるしいことが

おきたら

ありがとう

つらいことが

おきたら

ありがとう

びょうきに

なったら

ありがとう



ないても

きらっても

おこっても

くるものは

くる

きたものは

こなかったことには

けっしてならない



ならば

よくきたと

こころから

むかえるがいい









かれらは

なぜ

わたしのまえに

あらわれたのか



わたしが

くるしむわたしではなく

わたしが

かなしむわたしでもなく

わたしが

びょうきのわたしでもない

ということを

きづかせるために

やってきた



わたしは

くるものを

すべて

こころから

むかえる






ゆっくりと ゆっくりと

なにごとを

なすときも

けっして

いそいで

おこなっては

なりません


いま

あなたが

いちじかん

かけていることは

にじかんかけるつもりで

それだけに

しゅうちゅうして

ゆっくりと

ていねいに

やることです


そうすれば

あなたは

すっかり

かわっていきます



じかんが

ないと

いいわけするひとは

かならず


どうでもいいことに

ひきずられています

それらを

すべてすてて

めのまえにある

ことだけに

しゅうちゅうして

ゆっくりと

ゆっくりと

やることです








ゆっくりと

ゆっくりと

ゆっくりと


ゆっくりと

なす

あなたには

おおだやかで

ぜったいの

あんしん

やすらぎが

おとずれてきます




ゆっくりと

ゆっくりと

ゆっくりと

あきらめる

あきらめる

とは

がっかりすること

ではありません


ものごとを

あきらかに

はっきりと

ながめ

ただしく

りかいすることです


いままで

おおっていた

まっくらなやみが

きえさり

パッと

あかるくなることです






わたしが

あきらめたとき

わたしが

なすべきことは

はっきりと

みえてきます


わたしが

あきらめたとき

まようことなく

ゆらぐことなく

あゆんでいく

わたしが

うまれます



そして

あきらめた

わたしには


いつも

ほほえみが

そばにあります



ないたからす

いま

ないた

からすが

もう

わろた


いま

わろた

からすが

また

ないた





すぐになき

また

すぐにわらう

これは

むじゃきな

こどもだけに

ゆるされること



おとなの

わたしは

うちょうてんに

ならず

らくたんも

しない




くるぶしできく

ひとのはなしは

みみで

きくだけでなく

あたまで

きくだけでなく

はらで

きけるようで

ありたい






そして


ねがわくば

くるぶしで

きけるように

いつかは

なりたい




ひとの

はなしを

きく

くるぶしで

きく

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