こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2014年08月

とんじゃくしない

おもいなやむこと

なにひとつなく

おそれおののくこと

なにひとつなく

こころおだやかに

ぜったいの

あんじんのなかに

くらすことができたら

どれほど

ありがたいことでしょう


それを

かのうにする

いきかたがあります


なにごとをなすにも

それが

じょうじゅするかしないか

いっさい

かんちせず

とんじゃくせず

こうどうし

いきていくことです


もちろん

じぶんがなすべきことは

すべてやる

くまなくやる

しゅうちゅうしてやる

てっていしてやる


しかし

そのけっかが

いかなるものになろうと

らくたんしない

きょうきしない

かなしまない

よろこばない

とらわれない

とんじゃくしない

そして

たいぜんと

すすんでいく


かんたんにおもえて

かんたんでない

このしせいが

もてるとき

ひとは

はるかぜのように

かろやかです







「 なさでなり

  なせどもならぬ

  なにごとも

  なるもならぬも

  かみのみこころ 」

 

わたしはかがみ

わたしは

かがみ


はてしないうちゅうの

うつりかわりを

わたしのからだを

とおしてうつしだす

かがみ


なき

わらい

いかり

よろこぶ

ひとびとがおりなす

ほんのまばたきのあいだの

ぶたいげきを

わたしのこころを

とおしてうつしだす

かがみ







かがみに

うつったひとびとも

やがて

ぶたいから

きえさっていく



なにごとも

なかったかのように

しずかに

うちゅうに

こくうに

もどっていく

わたしは

かがみ

そらとわれとは

そらをみつめて

そらとなる

そらがみつめて

われとなる


やまをみつめて

やまとなる

やまがみつめて

われとなる


はなをみつめて

はなとなる

はながみつめて

われとなる


ほしをみつめて

ほしとなる

ほしがみつめて

われとなる







そらとわれとは

ただひとつ

やまとわれとは

ただひとつ

はなとわれとは

ただひとつ

ほしとわれとは

ただひとつ

くるしみがえんとなって

たえがたい

くるしみで

わたしが

おしつぶされてしまいませんように


ふかい

かなしみで

わたしが

ひきさけてしまいませんように


おさえられない

いかりで

わたしが

こわれてしまいませんように






くるしみも

かなしみも

いかりも

すべてが


わたしを

わたしに

かえていく

えんとなって

はたらきかけてくれますように

ありがたい

ありがたい

ありがたい

ありがたい


わたしに

おこりくる

すべてを

そのまま

りょうてで

こころから

ちょうだいして

いきていく

そのように

わたしは

いきていきたい








ありがたい

ありがたい

ありがたい


という

ことばだけしか

いらない

いきかたに

わたしは

たどりつきたい



ありがたい

ありがたい

ありがたい

のせかい



ありがたい

ありがたい

ありがたい

だけのせかい
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