わたしは
しっている
わたしは
りかいしている
そうおもう
わたしは
じつは
なにも
しってはしない
すこしも
りかいしていない
わたしは
ほんのわずかも
しりえていない
まだなにもまんぞくに
りかいできていない
こころのそこから
それがわかり
それでも
あきらめず
しろうと
りかいしようと
つとめる
そのとき
ほんのわずかだけ
わたしは
しること
の
そばに
ちかづいていく
しるとは
りかいするとは
いっしょうかかる
いちだいじぎょう
しっている
りかいしている
などと
かるがるしく
くちにだすことを
わたしは
いましめつつしむ