こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2016年04月

いき

ゆっくり

ながーーーく

いきを

はいていく


もう

これいじょう

はけなくなると

こんどはしぜんに

いきが

はいってくる


ゆっくり

ながーーーく

いきをはいては

いきをすう


よあけの

はんじかん

これだけのことに

しゅうちゅうする


 

それだけで

わたしの

いちにちは

あんじんで

みちたりたものとなる




なあむ

つらいときには

つらいときには

おもいきり

カラダをうごかせばいい

よあけからひぐれまで

ずっとあるくのもいい

くわをもってひねもす

つちまみれになるのもいい

いえのへやというへやを

ぞうきんがけでぴかぴかにするのもいい
 

つらいときにこそ

てっていてきに

カラダをうごかす


そうすれば


カラダは

つらさかなしみを

けしさってくれる



なにもかんがえず

もくもくとひたすらに

カラダをうごかし

つかれてどろのように

ねむりつけばよい

あわれみでなくきょうかんを

あわれむこころには

ひとをみくだすしせんが

みえかくれする

ひととのあいだに

みぞときょりをおいたまま

ひとごとにしたいきもちが

みえかくれする


きょうかんするこころには

かぎりなくちかづき

ひととおなじしせんでみつめ

ひととひとつになろうとする

ねがいがあり かくごがある





あわれみでなく

きょうかんできるものに

わたしはなりたい


そんなひまはない

ひとの

まちがいを

あらさがしして

ひとの

あやまちを

ひなんするのに

おおわらわの

わたし


ほんとうは

そんなことを

してるひまなど

ありません



じぶんの

まちがいを

ただし

じぶんの

あやまちを

なおし

じぶんの

おろかさを

たいじしなきゃ


ひとの

わるくちを

いっている

そんなひまなど

わたしには

ありません

つまらない

よのなかに

つまらない

ということは

なにひとつありません


むりに

さがしだすなら


つまらないと

おもっている

わたしじしんが

つまらない



つまらないと

おもっているとき

わたしには

ごうまんがあり

ふそんがあり

ふしょうじきがあり

ゆだんがあり

ふちゅういがあります


それどころか

ときには

ねたみや

うらみや

れっとうかんさえ

まざっています




つまらない

というきもちが

かおをだしてきたら

いきをととのえて

わたしは

わたしの

つまらないを

おいだします







「つまらぬと
 いうはちいさな
  ちえぶくろ」
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