こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2016年05月

きづき

きづきを

たいせつにして

わたしは

まいにち

くらしていこう


ひとには

なんでもない

ちいさなきづきであっても

わたしにとっては

おおきなきづき


いきを

ととのえて

きもちを

ととのえて

しせいを

ととのえて


こころに

めばえる

きづきを

たいせつに

わたしは

くらしていこう



なあむ


じこせきにん

じこせきにん

ということばを

あたりまえのように

きくよのなかになった


このことばのもつ

ひびきと

いとするところに

わたしは

どうしてもなじめない


せいおうにうまれた

こじんしゅぎは

ひとりのこじんが

た(のすべてのそんざい)と

なんのつながりもなく

ばらばらなそんざいとして

ひとびとを

せつだんしてしまい

じこせきにん

ということばまでつくりだした


じんせいはすべて

こじんのいしで

えらびとることができる

したがって

どんなけっかになろうとも

すべては

せんたくしたこじんの

じこせきにんとなる

ということなのだろう


こじんが

じぶんのじゆういしで

えらべることなど

けしつぶほどでしかないと

わたしはしんじている


それに

こんなせかいがあったとしたら

あまりにもさびしすぎる

あまりにもかなしすぎる


こじんが

ひとにたよらず

じりつするきがいを

もつことは

もちろんたいせつだが

じこせきにん

じこせきにん

こわだかに

しゅちょうして

いっとうりょうだん

することのない

わたしでありたい



なあむ

おおきなせかい

ひとはみな

ほんとうは

おおきなせかいに

いかされている


このことに

きづかされたとき

ひとはみな

めのまえの

なげきかなしみが

ほどけゆくのをみる


このくらべようもない

おおきなせかいに

きづかされるとき

ひとはみな

めのまえの

ななやみくるしみが

すぎさっていくのをみる



だれひとり

れいがいなく

おおきなせかいに

いだかれている

これに

きづかされたとき

ひとはみな

むりょうの

あんじんのなか

りょうのあしで

きぜんとして

たつことができる




なあむ

ふせっしょうかい

ふせっしょうかいとは

いきとしいけるものを

あやめてはならない

といういましめです


いきとしいけるものを

あやめるものを

てだすけしたり

ほっておいてはならない

といういましめです


いきとしけるものを

いかしいかしきる

といういましめです



まいにちくりかえされる

たいりょうの

うしぶたたちのとさつ

たえることのない

あらそいいくさせんそう

じぶんではきづなかい

ことばのぼうりょく

あるいは

むかんしんのぼうりょく



しらずしらず

あやめるがわにたつ

わたしじしんを

きびしく

かえりみる



とうといいのちを

いただき

いかされている

わたしは

このいましめを

わすれない

かくごを

あらたにします

 


なあむ

ふたつではない

べつべつの

ふたつではない


ということは

もちろん

ひとつでもない


ひとつであれば

ふたつがあることになる


ひとつではなく

ふたつではない



すなわち

ふたつではない



なあむ

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