こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2016年08月

いのりとかんしゃ

いのりのそばには

かんしゃがあります


かんしゃのそばには

いのりがあります


いのりが

ふかまれば

ふかまるほど

かんしゃが

ふかまれば

ふかまるほど


いのりと

かんしゃは

わけがたく

むすびつき

えもいわれぬ

ほうじゅに

なっていきます


いのりのそばには

いつも

かんしゃがあり

かんしゃのそばには

いつも

いのりがあります




なあむ

もっともっと

もっとおおく

もっとはやく

もっととおく

もっとたかく


もっと

もっと

もっと

もっと


もっと

という

おもいが

とまらなくなったら

きをつけるがいい


あくせるだけで

ぶれーきのない

くるまに

のるくらいなら

くるまをおりて

ゆっくり

あるいていくがいい

いや

いまいるばしょに

どっかと

すわっているがいちばんだ


もっと

もっと

のさきには

あんじんも

あんのんも

なにひとつない


なあむ

ひとのちょうしょだけを

ひとのけってんを

さがすのは

こんりんざい

やめにしよう

かわりに

ひとのちょうしょを

ひとつのこさず

くまなく

みつけだそう


ほんきのほんきで

ひとのちょうしょを

ひとのちょうしょだけを

さがしていたら

ひとのことを

なにひとつちゃんと

みていなかった

わたしに

きづかされる

しっかりじっくり

みてもいなかった

わたしに

はじいってしまう


わたしは

であった

すべてのひとの

ちょうしょを

ちょうしょだけを

やまほど

みつけ

みならっていこう



なあむ

だいすきとだいきらい

ひとでも

ものでも

なんでも

だいすきになってもかまわない

にんげんなんだから


ひとでも

ものでも

なんでも

だいきらいになってもしかたない

にんげんなんだから


しかし

だいすきになって

のぼせたじぶんのおもいに

ずっと

とらわれてしまわぬことだ

だいきらいになって

いかったじぶんのきもちに

いつまでも

せんりょうされてしまわぬことだ


だいすきになることと

だいきらいになることとは

みためはちがっても

ほとんどおなじこと

われをわすれ

じょうきをいっした

じぶんを

しっかりと

とりもどすことがたいせつだ


ひとでも

ものでも

なんでも

だいすきになったら

ごようじん

ごようじん

だいきらいになったら

ごようじん

ごようじん



なあむ

としよりとわかもの

としよりは

こわだかに

わかものに

みちをとこうと

しないがいい

おろかにみえる

わかものは

きのうのじぶんである


わかものは

のっけから

としよりの

はなしを

ばかにせぬがいい

ふるくさくおもえる

としよりは

あすのじぶんである


かしこいとしよりは

おおくをかたらずして

つたえるべきを

つたえ

かしこいわかものは

としよりの

ひとことからでさえ

もうをひらかれる



としよりと

わかものは

たがいに

うやまい

たがいから

まなぶためにある



なあむ

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