わたしの
だいじなひとが
なくなるとき
かなしみのなかにあって
ありがとう
と
はっきりとつたえられる
わたしでありたい
なみだのとまらぬなかにあって
おめでとう
と
こころからつたえられる
わたしでありたい
わたしがしぬとき
わたしの
だいじなひとに
ありがとう
と
ほほえみながら
ことばにできる
わたしでありたい
おめでとう
と
わらって
ことばにだせる
わたしでありたい
わたしと
わたしの
だいじなひととのあいだに
こうして
しょうじをこえた
あらたな
かんけいが
うまれていく
ありがたし
めでたし
なあむ