おろかな
わたしは
おろかな
わたしを
おろかなまま
ありがたく
いただく
おろかだと
きづかせてくれる
おおいなるもののに
てをあわせ
このまま
ありのまま
おろかなままの
わたしを
ありがたく
わたしは
ちょうだいする
なあむ
眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく
さいしょに
わたしがいて
さいしょに
あなたがいて
ふたりの
かんけいが
うまれてくる
のではありません
さいしょに
おやがいて
さいしょに
こどもがいて
おやこの
かんけいが
できるのではないように
かんけいから
うまれてくるのが
わたしで
わたしが
かんけいを
つくりだす
のではないのです
なあむ