こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2017年09月

ゆっくりとゆっくりと

「 よきことは
  かたつむりの
  はやさにて
  きたる 」
 (マハトマ・ガンジー)


あしきことは

つねに
おどろくはやさで
あらわれきて
めにもとまらぬはやさで
きえさっていく

よきことは

あせらず
あわてず
あきらめず
じっとまつひとに
かならず
やってくる

ゆっくりと
ゆっくりと
ゆっくりと


なあむ

めざめるためにめをとじる

かなしいかな

めをあけ
そとのせかいに
とらわれているかぎり
ひとは
めざめることがない

めをとじて
うちのせかいに
きづくようになって
はじめて
ひとは
めざめることができる


なあむ

いのりにみちびかれ

じぶんのしあわせだけを
さいしょは
いのっていても
かまわない

じぶんのかぞくのさちだけを
さいしょは
ねがっていても
かまわない

ひっしに
じぶんのことを
かぞくのことを
いのっていても

いつか

ひとは
じぶんや
かぞくへの
おもいをこえて
ひとにせかいに
むかうようになる

いのりに
ひらかれ
みちびかれ

ひとは
ひとのさちを
せかいのあんねいを
こころから
いのるよう
めざめていく


なあむ

くよくよしないで

くよくよ
しないで
いきていこう

くよくよ
しそうになったら
てあしを
しっかりうごかそう

くよくよ
しそうになったら
そとにでて
とおくまであるいてみよう

くよくよ
しそうになったら
りょうてをそろえて
たかくあげそらをみあげてみよう

さあ
くよくよを
おいだしてしまって
また
げんきに
あるきはじめよう


なあむ

ほどほどのほどほど

ほどほどの
ほどほどが
いちばんいい

だいてんさい
ではなく
おおばかもの
でもなく
ほどほどの
ほどほどが
いちばんいい

おおがねもち
ではなく
だいびんぼう
でもなく
ほどほどの
ほどほどが
いちばんいい

うちょうてんに
なるのではなく
いきしょうちん
するのでもなく
ほどほどの
ほどほどが
いちばんいい

いちばんではなく
びりけつでもなく
ほどほどの
ほどほどが
いちばんいい


なあむ
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