こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

2018年04月

いきてゆくかくご

つらくてさびしくて
どんなに
しにたかろうと
かなしくてくるしくて
どんなに
きえてしまいたかろうと

いきてゆくと
わたしは
かくごする

ごじゅうおくねんまえに
ちきゅうじょうに
たんじょうした
きせきのいのち

そのひから
たえることなく
とだえることなく
れんめんと
うけつがれてきた
いのち

この
かけがえない
いのちを
いま
わたしが
になっている

どんなことがあっても
さいごのさいごまで
いきてゆくと
わたしは
かくごする


なあむ

ちえとちから

なぜなんだろう
ひっしになって
われをわすれたとき
ふしぎな
ちえがうまれてくるのは

どうしてなんだろう
ぜったいぜつめいで
しぬきになったとき
とてつもない
ちからがわいてくるのは


なあむ

なむあみだぶつ

「となふれば
 ほとけもわれも
 なかりけり
 なむあみだぶつ
 なむあみだぶつ」
 (いっぺんしょうにん)


なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ
なむあみだぶつ


なあむ

ちりをはらわん、あかをのぞかん

いつのまにか
きづかぬうちに
つもりにつもった
わたしのなかのちりを
はらっていこう

いつのまにか
しらずしらずのうちに
たまりにたまった
わたしのなかのあかを
のぞいていこう

ねがわくば
つもらぬまえに
たまらぬうちに

おきてすぐ
あさひるよるに
ねるまえに

きょうも
あしたも
あさっても

ちりをはらって
あかをのぞいて


なあむ

はずかしがることなどなにもない

ぶさいくだから
あたまがわるいから
びんぼうだから
びょうじゃくだから


なぜ
ひとは
ひけめをかんじ
はずかしがらねばならないのだろう

どれひとつをとっても
じぶんのせいではないのだから
はずかしがることなど
まったくないし
さらさらなしいっさいない

ぶさいくには
あいきょうのはなをそえ
わるいあたまで
ふかくていねいにかんがえ
びんぼうならば
かねのいらぬゆたかなくらしをたのしみ
びょうじゃくは
からだからのてがみだとうけとめ

のびのびと
どうどうと
たいぜんと
いきてゆけばいいのだ


なあむ

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