いたみを

やわらげるには

かんぶそのものではなく

できれば

とおくはなれたぶいから

てあてをほどこすがいい


ひとへの

しんせつは

そばにいるひとにではなく

できれば

とおくなもしらぬひとに

さしあげるがいい


ことばやおもいは

ちかくにいるひとにではなく

できれば

とおくにいるひとにむけて

かたりかけるがいい


しどうしゃは

すぐしたのぶかにではなく

できれば

とおくはなれたぶかに

みみをかたむけるがいい


ちかくではなく

とおくから

ちかくではなく

とおくから



なあむ