かほうはねてまて
なすべきは
すべてなし
あとは
かほうがくるまで
きながにまつ
ということだろう
ねてまつのもいいが
あさからばんまで
ねてばかりはいられない
くるかこぬか
わからぬ
かほうは
わらってまつのがいい
わらっていれば
なにごとも
うけとめられる
わらいとばせば
なにごとも
うけいれられる
わらっていれば
かほうが
きてもこなくても
わたしが
かほうになる
かほうは
ねてまて
わらってまて
なあむ
眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく