めは
みることがない

みみは
きくことがない

はなは
かぐことがないい

したは
あじあうことがない

はだは
ふれることがない

ごこんは
がいかいを
ただしく
うつしだし
ただしく
うけとめる

しかし

ごこんは
いっしゅんたりとも
とどまることがない
いちせつなたりとも
とどこおることがない

ごこんは
いつも
じざいである


なあむ