しぬほどの
しゅぎょうを
つんだひとだけに

ちのでるほどの
くぎょうを
おえたひとだけに

ながいねんげつ
なんぎょうを
つづけたひとだけに

しんり(さとり)が
かいじされることは
ありえない

あったとすれば
そんなしんり(さとり)など
へのやくにもたたぬ

おろかで
へいぼんで
ごくふつうの
ひとびと
だれでもが
なっとくたいとくできる

そんなものにこそ
ほんとうの
しんり(さとり)が
やどっている


なあむ