わたしが
かなしみに
つぶされてしまわぬために
わたしは
わたしから
はなれていなければならぬ

わたしが
くるしにみに
あっとうされてしまわぬために
わたしは
わたしから
はなれていなければならぬ

わたしが
よろこびに
こわされてしまわぬために
わたしは
わたしから
はなれていなければならぬ

わたしが
わたしであるために
わたしは
わたしから
とおく
はなれていなければならぬ


なあむ