「すべては我が身の上のこととして
 他者の悲喜を わが悲喜とし
 あらゆる生物を自己と等しく見る人こそ
 アルジュナよ 完全なヨーギーである」
    (『バガヴァッド・ギーター』6.32)


ひとの
よろこび
かなしみを
そのまま
すなおに
わが
よろこび
かなしみと
することを
むずかしくしているのは

いきとしいけるものを
そのまま
わがみと
ひとしく
みることを
こんなんにしているのは

わたしが
わたしが
とかんがえてしまう
この
わたし(じが)です

ありもしない
わたしという
きょこうに
きづき
ときはなたれたら

ひとは
いきとしいけるものと
まったく
ひとしくあることに
しんのよろこびと
ふかいやすらぎを
おぼえるようになります


なあむ