「私たちは往々にして、
 自分の傷ついた部分を
 他人には見せません。
 恥ずかしいと思ったり、
 問題を抱えていると
 思われたくないからでしょう。
 カードやSNSの写真は
 みな笑顔ですが、
 実は誰もがたくさんの傷を
 抱えています」
 (こころの時代~宗教・人生~「祈りの竪琴」
  宣教師・音楽サナトロジスト キャロル・サック)



えがおで
いられるのは
なんと
ありがたい
ことだろう

でも

わたしたちは
いつも
いつでも
えがおで
いられる
わけではありません

えがおの
うしろには

じんせいで
あじわうことになる
ふかい
かなしみや
たえがたい
くるしみが
だれにでも
かくされています

このことに
いつも
おもいを
いたしながら
えがおを
たやさぬ
ひとびとを
わたしは
だきしめます


なあむ