こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

しんふしんをえらばず

「しんふしんを
 えらばず
 じょうふじょうを
 きらわず」
(いっぺんしょうにん)


しんじようが
しんずまいが

ひとは
みな
ほとけさま

きよかろうが
けがれていようが

ひとは
のこらず
ほとけさま


なあむ

ふしょうふめつ

ては
わたしじしん
ではない

てが
なくなっても
わたしは
もとの
わたしだから

あしは
わたしじしん
ではない

あしが
なくなっても
わたしは
もとの
わたしだから

わたし(いしき)は
わたしじしん
ではない

わたし(いしき)が
なくなっても
わたしは
もとの
わたしだから

わたし(にくたい)は
わたしじしん
ではない

わたし(にくたい)が
なくなっても
わたしは
もとの
わたしだから


なあむ

ただしいくらし

ただしい
しせいは
みていて
うつくしい

ただしい
ことばづかいは
きいていて
すがすがしい

ただしい
こころづかいは
ふれていて
あたたかい

ただしい
くらしで
ひとは
やすらいでいる


なあむ

へることのないもの

ひとさまに
さしあげても
さしあげても
へることのないもの
なあんだ?

いつくしみ

じぶんで
つかっても
つかっても
へることのないもの
なあんだ?

ちえ


なあむ

あいはことばにではなく

あなたを
あいしています
きみを
あいしている


あいてを
あいしているいじょうに
じぶんを
あいしてほしいとねがうことば

あいするひとは
あいしていると
ことばにすることがない
ことばにするひつようがない
ことばにするひまがない

あいするひとは
ことばがうまれる
はるかまえから
からだじゅうが
あいにあふれ
あいをじっせんし
あいとともにある

あいは
ことばにではなく
こういのなかにいきづいている


なあむ

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