こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

ボロぐつ

わたしが
まいにち
おせわになっている
くつは
ボロぐつです

ひとさまが
みたら
じゅうにんがじゅうにん
なんで
そんなボロぐつを
はいてるの?
とわらわれる
ボロぐつです

でも

このボロぐつが
わたしにとっては
たまらなく
いいのです

どんなに
こうかで
りっぱなくつよりも
はきごこちが
よくていいのです


なあむ

いつでもどこでもだれにでも

いつでも
どこでも
だれにでも

わたしは
てをあわす

あるいていても
すわっていても
よこにふしていても

わたしは
めいそうする(ざぜんする)

あわただしいときも
いそがしいときも
やかましいときも

わたしは
めをとじておのれをみつめる


なあむ

まえにまえに

なにがあっても
なにもなくても

へいきなかおをして
まえにまえに
すすんでゆく

なにがおきても
なにもおきなくても

ほほえみながら
まえにまえに
すすんでゆく

ひたすら

まえにまえに
まえにまえに
まえにまえに


なあむ

つながっているわたし

わたしは
いつも
つながっている

ひとりぼっちだと
わたしが
かなしんでいるときにも
“わたし”は
いのちに
ほとけさまに
つながっている

かなしみのどんぞこで
わたしが
なきわめいているときも
“わたし”は
いのちに
ほとけさまに
つながっている

かなしんでも
なきわめいても
(それはそれでつらくくるしいけれど)
だいじょうぶ

いのちのおおもとに
つながっていることを
わたしが
わすれないでいさえすれば

いや

わたしが
わすれていても
“わたし”は
わすれず
いつもわたしを
だきしめおうえんしている


なあむ

わらう

「ふるさとや
 どちらをみても
 やまわらう」
 (まさおかしき)


わらう
というのは
ほんとに
きもちがいい

だから

おかしくなくても
わらってみよう

あほなじぶんを
わらってみよう
おろかなじぶんを
わらってみよう
おかしなかおして
わらってみよう

いつか

おかしくて
おかしくて
とまらなくなるほど
わらえるようになる

おなかのそこから
わらっていこう
はらをかかえて
わらっていこう
ひとといっしょに
わらっていこう

ほら

せかいじゅうの
はなもさきだし
わらいだし
うちゅうじゅうの
はながさきみだれ
わらいだす


なあむ
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