こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

祈り

なやみ

とりも
さかなも
きっと
なやむことはないだろう

くさも
きも
いちども
なやんだことはないだろう

やまも
かわも
けっして
なやんだりはしないだろう

なのに
なぜ
どうして
ひとだけが
うまれおちてから
しぬまで
なやみになやみに
なやむのだろう?


なあむ

ひとりじめ

ひとりじめは
じめじめ
くらくていやしい

ひとりじめを
すぐやめて
からからっと
ひとさまと
わけあいわかちあって
いきていこう

ひとりがちは
がちがち
らんぼうでいやしい

ひとりがちを
すぐやめて
さらさらっと
ひとさまに
おゆずりして
いきていこう


なあむ

へいわのすみか

そとに
もとめても
へいわは
ついに
えられない

そとに
もとめているうちは
かならずきっと
うらぎられる

へいわ(のたね)は
さいしょから
わたしの
うちにしかない

うちなる
へいわのたねを
みいだして
たいせつに
はぐくんでゆく

とわの
へいわを
えるためには
そとではなく
わたしの
うちの
おくふかく
たずねゆくしかない


なあむ

こころなごやかにたいらかに

だれを

まえにしても

きおくれすることなく

へつらうことなく

ふそんになることなく

たいらかなきもちで

おだやかなこころで

ほほえみをたたえて

なごやかにたいらかに


なあむ

いのりをこめて

おはように
いのりをこめて

こんにちはに
いのりをこめて

こんばんはに
いのりをこめて

ありがとうに
いのりをこめて

どういたしましてに
いのりをこめて

えがおに
いのりをこめて

すべてに
いのりをこめて


なあむ
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