こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

祈り

うちゅうのはてから

けしきを
とおくからながめる
しゃかいを
とおくからながめる
じんせいを
とおくからながめる

ちかくにいると
けっしてみえないものが
とおくにはなれるだけで
はっきりみえてくる

うちゅうの
はてのはてから
うちゅうの
たんじょうのときから
うちゅうの
しゅうえんのときから
わたしは
わたしをながめる


なあむ

おてらはどこに?

おてらは
どこにありますか?

おてらは
わたしの
こころのなかにあります

じんじゃは
どこにありますか?

じんじゃは
あなたの
こころのなかにあります

きょうかいは
どこにありますか?

きょうかいは
みんなの
こころのなかにあります

おてらも
じんじゃも
きょうかいも
いのりのある
ひとびとの
こころのなかにあります


なあむ

くんじゅう

みどりのはでおおわれた
おおきなきのみきに
もたれかかりまどろむ
ただ
それだけでよい

こころおちつく
ひなびたばしょで
じぶんのいきにみみをすます
ただ
それだけでよい

いつかよみたい
きになるほんを
つみあげてながめてすごす
ただ
それだけでよい

めだたぬののはなたちを
つみきてみずさしにいれ
ざたくにかざってほほえみかける
ただ
それだけでよい

いっしょにいて
ここちよいひとのそばで
すきなうたをくちずさむ
ただ
それだけでよい


なあむ

いつなんどきも

どんなときにも
わたしのなかの
ほとけさまに
わたしが
ふれていられますように

どこにあっても
わたしのなかの
ほとけさまに
わたしが
つながっていられますように

なにをしていても
わたしのなかの
ほとけさまと
わたしが
ともにいられますように

いつなんどきも
ほとけさまの
ふところにいだかれて
わたしが
あんじんでありますように


なあむ

こどものひ

「このさとに
 てまりつきつつ
 こどもらと
 あそぶはるひは
 くれずともよし」
    (りょうかん)


きょうは
こどものひ

このひくらいは
おとなもみな
こどもにもどって
どうしんにかえって
こどもらと
ひねもす
あそんでくらそう

てんしんらんまんで
むしんでむくで
あきることなく
つかれることなく
ひがくれるまで
かけまわり
いちにちじゅう
はしゃぎまわり
あさからばんまで
わらいころげていた

あのころの
じぶんに
あいにいこう


なあむ
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