こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

ゆうああまいさんしゃいん

あなたは
わたしの
たいようです

わたしも
きっと
あなたの
たいようです

だれもが
かならず
だれかの
たいようです


なあむ

しをおそれしをのぞむのは

ひとが
しをおそれるのは
せいいっぱいに
いきていない
からである

ひとが
しをのぞむのは
ひたむきに
いきたい
からである


なあむ

いのち

「すべての
 いのちは
 それを
 あいそう
 あいそう
 としているものの
 ものであって
 それを
 きずつけよう
 きずつけよう
 としているものの
 ものではない」


みずから
こうごうせいの
できない
にんげんは
いきものを
たべる(あやめる)
ことでしか
いきてゆくことが
できない

いきてゆくために
いきものを
たべざるをえない
にんげんは

いきものを
あやめながら
どうすれば
きずつけることなく
あいすることが
できるのか

すべての
いのちの
いちいんである
にんげんに
あたえられた
しゅくだいに
どうこたえるのか?


なあむ

いただく

「みちゆくひとよ
 あなたはくうか
 たべるか
 いただくか」
  (おてらのけいじばん)


くっているとき
なにを
たべようが
わたしには
どうでもよい

たべているとき
たべものを
たべていることが
わたしにも
わかるようになる

いただくようになって
はじめて
かけがえのない
いのちを
ちょうだいしていることに
わたしは
きづかされていく


なあむ

しけいはんたい

「むじつのごく
 それもおんちょうと
 かんにたえ」

「さけびたし
 かんまんげつの
 われるほど」

「われのごとく
 ぐどんよかなし
 ふゆのはえ」
   (にしたけお)


どんな
せいとうな
りゆうがあろうと
いかなる
こんきょがあろうと

きっと
かならず
まちがいをおかす
にんげんが

まちがいをおかした
にんげんを
しけいにしょし
ころしてしまう

そんなことが
あってはならない
ゆるされてはならない

いちにちもはやく
しけいのない
よのなかの
おとずれんことを

ぶっきょうとの
はしくれとして
こころからねがう


なあむ
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