こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

ボーーっとする

むちゅうに
けんめいに
なにごとかを
なさんとはげむ

のもいい

なにごとかを
なそうなどと
つゆおもうことなく
ボーーっとしている

のもいい


なあむ

はずかしがることなどなにもない

ぶさいくだから
あたまがわるいから
びんぼうだから
びょうじゃくだから


なぜ
ひとは
ひけめをかんじ
はずかしがらねばならないのだろう

どれひとつをとっても
じぶんのせいではないのだから
はずかしがることなど
まったくないし
さらさらなしいっさいない

ぶさいくには
あいきょうのはなをそえ
わるいあたまで
ふかくていねいにかんがえ
びんぼうならば
かねのいらぬゆたかなくらしをたのしみ
びょうじゃくは
からだからのてがみだとうけとめ

のびのびと
どうどうと
たいぜんと
いきてゆけばいいのだ


なあむ

ふだんぎ

はれぎも
いいけれど
ふだんぎで
くらすのが
いちばんだ

ふだんぎで
おきて
たべて
はたらいて
あそんで
ないて
わらって
おこって
かなしんで

いつか
つちにもどってゆく

はれぎではなくて
ふだんぎの
いまの
めのまんまえの
くらしのなかに
じんせいの
たからものが
すべてある


なあむ

わたしのたんじょうび

わたしの
たんじょうびは
わたしが
このよにうまれおちたひ
ではありません

その
ずっとまえに
わたしは
たんじょうしています

わたしの
ちちははが
うまれるより
ちちははの
ちちははが
うまれるより
ずっとずっとずっとまえに
わたしは
たんじょうしています

わたしは
いのちが
たんじょうした
まさにそのとき
たんじょうしたのです

わたしのたんじょうびは
いのちのたんじょうび

わたしのたんじょうびは
せかいのたんじょうび
うちゅうのたんじょうび


なあむ

つながりあって

こどくだと
かなしむ
わたし(のいしき)は
やんでいる

わたし(のいのち)は
もともと
きよらかで
たのいのちと
つながりあって
いきている

いのちは
すべて
おくのおくで
つながりあって
ささえあい
ひびきあって
きらめきあい
いのちを
いのちしている


なあむ
ギャラリー