こころ ほどけゆく

眼ある人は盲人のごとく 耳ある人は聾者のごとく 知慧ある人は愚鈍なる者のごとく 強い者は弱い者のごとく

悟り

しんどふじ

わたしの
からだと
だいちとは
わかちがたい
ひとつのもの

これを
しんどふじ
という

しんどふじは
そこに
とどまらない

わたしの
からだ
わたしの
そんざいは

あしもとにある
だいちと
わかちがたくある
だけではなく

だいちの
さきにむこうにある
ありと
あらゆるものと
わかちがたく
むすぶついた
ひとつの
そんざいである

こんな
けしつぶのような
わたしは
せかい
そのものであり

せかいの
よろこび
かなしみは
わたしの
よろこび
かなしみである


なあむ

むちのち

ぼく
なんでも
しっているよ

でも
ホントは
なんにも
しらないんだ

ぼく
なんにも
しらないよ

でも
ホントは
なんでも
しってるんだ


なあむ

もくしてかたらず

しんに
つよいひとは
つよさを
ひけらかす
ひつようがない

しんに
ただしいひとは
ただしさを
せつめいする
ひつようがない

しんに
さとっているひとは
さとっていると
わざわざしめす
ひつようがない

ひつようないことを
ひとがみな
もくして
かたらぬように
なりさえすれば

よのなかは
もっとしずかで
へいわで
くらしやすく
なるだろう


なあむ

ぶっきょうのしんり

ぶっきょう
における
しんりとは

せかいを
すべて
りかいしつくす
ためにではなく

(そんなことは
けっして
できないだろう)

おのれを
そくばくし
しばっている
むみょうから
おのれを
ときはなち
じゆうにする

そのためにある


なあむ

ぜったいのみかた

どんなときでも
なにがおきても
このままの
わたし
ありのままの
わたしを
まるごと
うけいれ
だきしめ
ささえてくれる
みかたがいる

そういえる
ひとは
さいわいです

みかたは
おやかもしれない
こかもしれない
し(せんせい)かもしれない
ともかもしれない

いずれでもない
ひとにも
つよいみかたが
かならずいます

からだ
(しんたい)は
いつでも
あなたのみかたです

ほとけさま
(おのれのうちなるおのれ)は
どんなときにも
あなたのみかたです

だいうちゅう
(おのれをうみだしたははなるだいうちゅう)は
どこにあっても
あなたのみかたです

ぜったいの
みかたが
いるのだから
わたしたちは
あんしんして
おろかであれば
いいのです


なあむ
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